
子育てをしていると、「うちの子、ちょっと発達が遅いかも…?」と不安になることがありますよね。
私自身、息子が超低出生体重児(NICU卒)だったこともあり、生後半年のころに出生病院の先生からリハビリの提案を受け、そこから療育に繋がることができました。
でも、もし医師から何も言われなかったら…?
誰に相談すればいいの?
発達の遅れってどこでわかるの?
どこに問い合わせればサポートを受けられるの?
そんな疑問を感じているパパママのために、この記事では「発達に不安を感じたときの相談先と具体的な行動ステップ」を、私の実体験もまじえてわかりやすく紹介します。
【目次】
- 発達が気になるときのサインとは?
- 相談できる場所まとめ(無料・地域別)
- まず最初におすすめの窓口は?
- 療育に繋がるまでの流れ
- 我が家のケース(超低出生体重児の場合)
- よくある質問(Q&A)
- まとめ:心配したら早めの一歩を
1. 発達が気になるときのサインとは?
子どもには個人差があるとはいえ、以下のようなことが続くと「もしかして…」と心配になりますよね。
- 首すわり・寝返り・歩き出しなどが大幅に遅れている
- 目が合わない、呼んでも反応しない
- 言葉が極端に少ない
- 手足の使い方に左右差がある
- 極端なこだわりやパニックを起こす
「これってうちの子だけ?」と不安になったら、それは立派な“相談のタイミング”です。
2. 相談できる場所まとめ(地域で異なる場合あり)
以下の機関は、全国どこでも比較的アクセスしやすい「相談窓口」です。すべて無料です。
相談先 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
市区町村の保健センター | 発達検査・発達相談、育児相談 | 担当保健師がいる |
こども発達センター(自治体によって名称が異なる) | 専門家によるアセスメントや療育につなぐ | 予約制のことが多い |
児童相談所 | 気になる行動への支援、虐待なども含む | 高度なケースにも対応 |
かかりつけの小児科 | 発達検査や紹介状を書いてもらえる | 信頼関係があると◎ |
療育施設(児童発達支援事業所) | 見学・体験可能なところも | 保護者向けの相談日も |
3. まず最初におすすめなのは「保健センター」
一番身近で、予約も取りやすいのがお住まいの自治体の保健センターです。
定期健診の場でも「気になることありますか?」と聞かれる場面がありますが、そこで遠慮せずに伝えるのが大事。
「月齢より発達が遅れている気がします」と相談すれば、必要に応じて発達相談や検査、専門機関の紹介に繋がります。
4. 療育に繋がるまでの流れ(体験談ベース)
我が家の場合:
- 生後半年:出生病院の先生から「リハビリ」を提案
- 保健センターでの相談を経て、児童発達支援事業所に繋がる
- 療育手帳はなくても、医師の意見書で通所が可能に
大事なのは、「親の気づき」がスタートになるということ。
5. よくある質問(Q&A)
Q. 療育って誰でも受けられるの?
→ 医師の意見書や専門機関の判断があれば、療育手帳がなくても利用可能です。
Q. 障害があると診断されたらどうしよう…
→ 今は診断名にこだわらず、早期支援が重視されています。診断は「レッテル」ではなく、「支援に繋げるためのツール」です。
Q. 周囲に心配されていないのに相談しても大丈夫?
→ 大丈夫です! 他人の目より、親の違和感こそが最も信頼できるサインです。
6. まとめ|「心配」は、“行動”してこそ安心に変わる
育児中の「もしかして…」という違和感は、放っておいても消えません。
でも、相談という小さな一歩を踏み出せば、不安は少しずつ「具体的な対策」に変わります。
私自身、息子が療育に繋がったことで、子どもの成長を「焦り」ではなく「希望」として見られるようになりました。
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